お葬式の香典

お通夜やお葬式に参加する時に誰しもが香典を持っていきますが、表書きにも様々な決まりがあります。まず最初に知っておかなくてはならないのは、表書きは宗教や宗派によって違うということです。もし、宗教・宗派がわからない時には、ご霊前と書くのが一般的で無難です。もし、仏教ということがわかっていれば、ご仏前、ご香料、ご香典などと書きます。神道なら御玉串料、御榊料、御神饌料、御神前料となります。キリスト教や無宗教の場合はお花料が良いでしょう。また、表書きには下に名前を表書きよりも小さな文字で書きます。これはフルネーム書くのが良いです。名字だけだと誰だかわからなくなるからです。また、書くときは毛筆あるいは筆ペンを用いて薄墨で書きます。

お葬式のお金についてですが、お札は必ず裏向きにして入れます。お札に人物が書いてある方が表、その反対が裏になります。また、新札は使いません。これはまるで亡くなるのがわかっていて事前に用意していたような印象を与えるからです。もし、どうしても新札になってしまうときには一度折れば問題ありません。金額としては故人との関係、自分の立場、年齢によって変わってきます。一番高いのは両親や親族です。以下会社関係、知人の場合となりますが、20代か30代かで多少前後します。

最後に渡し方ですが、大体三つの場合が考えられます。お通夜の時、お葬式の時、告別式のお焼香前になります。お通夜とお葬式の両方に出る場合は、どちらかで出せば問題ありません。また香典は袱紗を開いて出し、相手の方から名前が読めるような向きで、挨拶の言葉を添えながら両手で差し出します。この時に語尾まではっきり言ってはいけません。最後は消え入るような調子で言った方が悲しみが伝わります。